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◆「高含水」と「低含水」 含水率 と酸素透過性の関係◆

ソフトコンタクトレンズが水分を含む割合を「含水率」といい、

その割合が高いものを「高含水レンズ」、
低めのものを「低含水レンズ」といいます。

この素材の含水率は、酸素の通りやすさ(酸素透過性)と深い関係があります。
素材自体の特性としては、含水率が高いほど酸素透過性は高くなりますが、これはあくまで素材単体で比較した場合のことで、
実際のコンタクトレンズの酸素透過性は、含水率の他にもレンズの厚みが大きく関係しています。
例えば同じ素材で比較した場合、レンズの厚さが半分になれば酸素透過性は2倍になるとされています。

含水率が異なる素材で同等の強度をもつレンズを作る場合、高含水レンズはレンズが厚くなり、低含水レンズはレンズを薄くすることができます。
つまり、上記のようにレンズは薄い方が酸素透過性が高くなるため、含水率の数値だけでレンズの良し悪しを判断することはできないのです。

コンタクトレンズの素材自体の酸素の通りやすさをDK値といい、DK値にレンズの厚みを加味した値をDK/L値といいます。

◆「イオン性」と「非イオン性」◆

「イオン性レンズ」はマイナスイオンを帯びているので、
プラスイオンを帯びた汚れを引き寄せやすくなっています。 「非イオン性レンズ」は「イオン性レンズ」と比較して汚れが付きにくいため、
長時間の装用でも快適さが持続するという特長があります。

◆ソフトコンタクトレンズ素材のグループ分類◆

グループ分類 イオン特性 含水率
グループI 非イオン性 低含水
グループII 非イオン性 高含水
グループIII イオン性 低含水
グループIV イオン性 高含水
含水率の違いと、イオン特性の違い、
それぞれの性質の組み合わせによって、ソフトコンタクトレンズはI〜IVの4つのグループに分類されています。

ケア用品の適合性を確認する時などにも、この分類が使われており、
市販されているレンズケア用品のパッケージにも使用できるレンズの素材グループが表示されています。

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